テレビやタブレットの画面サイズでよく目にする「インチ」という単位がどれほどの大きさなのか、その測り方について詳しく見ていきましょう。
1インチとはどのくらいの大きさ?
1インチは、正確には2.54センチメートルです。
この単位は古代ローマにその起源を持ち、当時は人の親指の根本の長さを基準にして物を測っていました。
古代には定規がなかったため、身体の一部を用いて測定していたのです。
他の単位と比較してみると、
1フィート(12インチ)は約30.48センチ
1ヤード(3フィート)は約91.44センチ
そして1マイル(1760フィート)は約1.6キロメートルとなります。
ジーンズのインチサイズって?
ジーンズのサイズ表示にもインチが使われており、ここでも1インチは2.54センチメートルを指します。
ただし、男女で同じインチ数でもサイズ感に差があります。
テレビのインチ表記とは?
テレビのサイズ表示には、画面の対角線の長さをインチで表します。
例えば、10〜12畳の部屋に適したサイズは「40v型〜49v型」で、これにより適切な視聴距離を保ちながら大画面での視聴が可能です。
10インチのタブレットの大きさは?
タブレットのサイズ表示にもインチが用いられ、10インチの場合は対角線の長さが25.4センチメートルになります。
横・縦の比率は主に16:9と4:3の2種類があり、それぞれの比率で実際のサイズは異なります。
16:9の場合は縦約12.5センチ、横約22.1センチ、4:3の場合は縦約15.2センチ、横約20.3センチです。
まとめ
この記事では、インチの実際の大きさとその使い方についてご紹介しました。
「1インチ=2.54センチ」と覚えておくことで、様々なシーンで役立ちます。