パン粉を使わないハンバーグの作り方とその結果は?パン粉がないときの対処法! | 気になるラボ
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パン粉を使わないハンバーグの作り方とその結果は?パン粉がないときの対処法!

料理

今夜のごはんにハンバーグを作ることにしたけど、冷蔵庫にパン粉がないと気づいた経験はありませんか?

私自身も一人暮らしをしているので、常にパン粉をストックしているわけではありません。

近年ではグルテンフリーが流行していて、小麦を避けたいと考えている人も多いはずです。

パン粉を使わないハンバーグを作ろうとすると、どんな結果になるのか、初めて試すときには失敗するのではないかと不安になることもあるでしょう。

でも、大丈夫です。パン粉を使わないハンバーグも、ポイントを押さえて作れば問題ありません。

パン粉なしで作ったハンバーグがどのように変わるか、興味はありませんか?

パン粉を使わない作り方、パン粉の代替え品、そしてハンバーグの最終的な仕上がりについて、詳しく説明します!

 

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ハンバーグにパン粉を加える理由 ボリュームと柔らかさを手に入れるため!?

ハンバーグの材料にパン粉を使うことの主な目的は「つなぎ」であることが一般に知られています。

しかしながら、前述の通り、パン粉がなくてもハンバーグの作成は可能です。

それに加え、パン粉をハンバーグに加える目的は他にも存在します!

 

パン粉の効果はつなぎだけではない

ハンバーグにおけるパン粉の役割は4つあります。

肉を形成しやすくするためのつなぎ
肉汁が逃げないように水分を調整
柔らかさとボリューム感を実現する
ボリュームを増やす

塩を混ぜ込んでしっかり練ることで、パン粉を使わずにハンバーグを作ることは可能ですが、パン粉をつなぎとして使用することで肉の形成が容易になります。

パン粉を加えることでボリュームを増やすことができ、肉の量が少なくてもハンバーグを作ることが可能です。

パン粉を使用する4つの理由の中で、特に重視すべきは次の点です。

パン粉を使わずにハンバーグを作る場合、例えば玉ねぎなどの具材から出る水分の調節が難しく、焼くと肉汁が逃げやすくなります。

パン粉がないと、水分と肉汁の調節が難しく、食感が硬いハンバーグになりがちです。

硬い食感のハンバーグが好きな方は、パン粉を使わなくても大丈夫です。

しかし、柔らかくてボリューム感のあるハンバーグが好きな方は、パン粉を加えることをおすすめします!

パン粉の適量は、ひき肉200gに対して小さじ2程度です。

自分の好きな食感に合わせて、量を調整することも可能です。

ただし、パン粉を過剰に使用すると、肉の風味が薄れるので注意が必要です。

 

パン粉は牛乳で湿らせてから使うと良い

パン粉をそのままハンバーグに加えると、肉の脂を先にパン粉が吸収してしまいます。

肉の脂が先に吸収されると、肉汁の「うま味」が逃げてしまうため、パン粉には水分を含ませます。

牛乳を使うことで、パン粉に水分を含ませることが可能で、さらに肉の臭みも消す効果があります。

牛乳の適量は、パン粉が牛乳を全て吸収し、余りがない量が理想的です。

パン粉大さじ3に対して、牛乳大さじ2程度が目安です。

牛乳がない場合は水でも代用できますし、パン粉が元々多くの水分を含んでいる生パン粉を使うと、パン粉に水分を含ませる工程を省略できます。

 

パン粉を使わないハンバーグの作り方とその結果について

ハンバーグはパン粉なしでも十分に作成可能なのです!

しかし、料理の指南書やレシピサイトではパン粉を使うハンバーグの作り方が主流となっています。

では、パン粉がないとどうなるのでしょうか?パン粉を使わずにハンバーグを作るためには、食材の選択や混ぜ合わせ方に工夫が必要となります。

パン粉なしでハンバーグを作るとどのような結果になるのか、興味はありませんか?

その作り方のコツをご紹介します!

 

パン粉を使わないハンバーグ作りのコツ

パン粉を使わないハンバーグ作りにおいて重要なポイントは3つです。

肉の量に対して塩を0.8%~1%加える
玉ねぎを肉と混ぜる前にしっかり炒める
混ぜ合わせる際に粘り気を出す
これらのポイントはよく聞くものですが、なぜこれが重要なのでしょう?

【塩を加える理由】

・肉の風味を引き立てるため
・肉のたんぱく質を分解し、粘り気を出すため

【玉ねぎを炒める理由】

・玉ねぎの水分を飛ばし、焼くときに肉が崩れるのを避けるため

【混ぜ合わせの理由】

・肉の繊維がきちんと絡むようにするため

塩は肉のたんぱく質を分解し、肉と他の食材を混ぜる際に、粘り気を出す助けとなります。

パン粉を使わずにハンバーグを作るとどうなるのか、結論として以下の点が挙げられます。

・カロリーを抑え、より肉の味を感じられるハンバーグが作れる
・パン粉を使うハンバーグに比べ、ふんわりとした食感にはなりにくい

 

ハンバーグにパン粉を使う国は?

ハンバーグの起源は18世紀のドイツとされています。

生肉を細かく刻み、玉ねぎとコショウを混ぜた「タルタルステーキ」が現在のハンバーグの原型と言われています。

その当時のハンバーグにはパン粉は使われていませんでした。

海外ではハンバーガーが主流で、大部分は100%牛肉で作られています。

海外においては、パン粉を使わないハンバーグが一般的で、パン粉を用いるレシピは日本独自のものとなっています。

パン粉がなくてもハンバーグが作れることがわかりました。

しかし、日本のハンバーグレシピにはなぜ「パン粉」が含まれているのかは先にお伝えした通りです。

 

パン粉不要!ハンバーグ作りのおすすめ代替品、ベスト3!

ハンバーグを作る際、パン粉は柔らかさとジューシーさを引き立てるために重要な材料の一つです。ですが、常にパン粉が手元にあるわけではないですよね。

そんな時に役立つ、パン粉の代替品をご紹介します。これらを使えば、パン粉と同等の柔らかさとジューシーさが得られます。

以下に、パン粉の代わりとして使える3つの食材を詳しく説明します。

1. 食パン
2. 小麦粉
3. 片栗粉

これらの食材はパン粉と同じく、肉汁を閉じ込め、水分バランスを調整する役割を果たします。

ですから、パン粉の代わりに使用できます。

わざわざパン粉の代替品を買いに行くのは面倒ですよね。

そこで、家庭にすでにある材料を活用することをおすすめします。

それでは、それぞれの材料について詳しく見ていきましょう。

 

食パン

パン粉とは、その名の通り「パンの粉」ですから、食パンを細かくすればパン粉の代わりに使えます。

食パンを細かくする際の目安は、200gの挽肉に対して約小さじ2程度です。

食パンはフードプロセッサーやおろし器を使って細かくします。

食パンを利用したハンバーグは、水分をたくさん含むため、柔らかくジューシーな仕上がりになります。

ただし、バターや砂糖が多いデニッシュ食パンなどは適していません。また、食パンは既に水分を多く含んでいるので、牛乳や水に浸す必要はありません。

 

小麦粉

小麦粉は粉状にした小麦で、グルテンという成分が含まれています。

このグルテンが水分と混ざると弾力が生まれ、形状を保つ性質があります。

小麦粉を使用する際の目安は、200gの挽肉に対して大さじ1/2~1程度です。

小麦粉は肉に混ぜるのではなく、表面にまぶすことをおすすめします。

小麦粉をパン粉の代わりに使うと、ハンバーグの外側はサクッと、中はジューシーに仕上がります。

さらに、焼き上がったハンバーグにソースを絡めると、一層美味しくなります。

 

片栗粉

片栗粉は、じゃがいもから抽出したデンプンを精製したものです。

片栗粉を使用する際の目安は、200gの挽肉に対して大さじ1/2~1程度です。

片栗粉をパン粉の代わりに使うと、もっちりとした食感のハンバーグが作れます。

さらに、焼き上がったハンバーグにソースを絡めると、一層美味しくなります。

ハンバーグ作りの状況に応じて、これらのパン粉の代替品を試してみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

・パン粉を使わないでハンバーグを作ることも可能
・パン粉がないハンバーグは、挽肉、塩、そして炒めた玉ねぎを混ぜて作る
・もしもふんわりとしたハンバーグがお好みであれば、パン粉の使用がおすすめ
・パン粉を牛乳で湿らせてから使用すると、さらにジューシーさが増す
・手元にある食材でもパン粉の代わりになるものがある
・パン粉の代わりを使ったハンバーグも、柔らかく、ふんわりとした食感になる

ハンバーグを作る方法はパン粉がなくても可能であることが確認できました!

通常、何気なくハンバーグに使用していた食材がそれぞれ独自の意味を持っていることがわかります。

食材の使用目的を理解すれば、レシピ通りの食材が家になくても、調整してハンバーグを作ることができます。

手元にある食材でハンバーグを作ることは、食品の無駄を削減することにもつながります!

調理方法によって食感は変わるので、様々な方法を試し、比較して、自分の好みに合うハンバーグを見つけてみてください。

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